●チューリップ 育て方・分類●
チューリップの育て方はチューリップの花の形の種類や花が咲く時期の違いによって変えていくと
育てたチューリップを長く楽しむことが出来ると思います。
チューリップには花のタイプと咲き始めの時期によっていくつかの種類があります。
一般的によく知られているチューリップは花が筒状につぼまったものが多いですが、
花びらの先端にフリルのついたようなチューリップや一枝に複数の花がつくチューリップなどもあります。
開花時期や花の形によって、向いている育て方や植え方がありオランダの王球根教会の決めた基準によって分類されています。
■早生(わせ)タイプのチューリップ
一重早生「SE」
カップ型の花の形状で一般的によく知られているタイプのチューリップです。
花壇やコンテナ栽培に向いていて、チューリップの草丈は15〜45cmになる種類です。
アプリコットビューティー・ヨコハマ・ダイアナなどの品種があります。
八重早生「DE」
花びらが何枚にも重なったボリュームのあるボウル型のチューリップです。
花は大きいのですが全体が比較的小さめのチューリップで30〜40cmのものがほとんどです。
コンテナかパティオでの栽培に適しています。ピーチブロッサム・カールトンなどの品種があります。
■中生タイプのチューリップ
トライアンフ「T」
一重咲きのチューリップですが一重早生のチューリップの花より若干小さめの花をつけるのが特徴です。
草丈は35〜60cmで、コンテナ栽培か切花にするのに向いています。アラビアン・ベローナなどの品種があります。
ダーウィン・ハイブリッド「DH」
一重咲きのチューリップで、草丈が50〜70cmと比較的大きな種類のチューリップです。
花壇に植えるのに適しています。オックスフォード・アペルドーンなどの品種があります。
カウフマニア「K」
全体の大きさが15〜30cmとやや小さめで一重咲きのチューリップです。
花弁が長いのが特徴で花びらは大きめのものが多いようです。ロックガーデンでの栽培に向いています。
ハーツディライト・アンシラなどの品種があります。
フォステリアナ「F」
花びらの大きいものが多いチューリップで葉も大きいことからチューリップボーダーを作るのに利用されることが多い花です。
マダムレフェバー・イースターパレードなどの品種があります。
グレイギー「G」
花の形状がややとがったような形をしているチューリップで、その葉にも班が入っているのが特徴です。
比較的小さいチューリップでコンテナ栽培やロックガーデンなどで育てるのに向いています。
イエロードーン・ピノキオなどの品種があります。
■晩生タイプのチューリップ
一重晩生「SL」
ぷっくりとした花の形のチューリップです。草丈は45〜75cmとやや大型のため花壇での栽培や切花にするのに向いています。
クイーンオブナイト・ジョーゼット(枝咲きタイプ)などの品種があります。
ユリ咲き「L」
花びらの先端がやや細くなっていて、若干外側に反り返っているためユリの花のような形をしたチューリップです。
花壇や切花に向いていて草丈は45〜65cmとやや大きいタイプのチューリップです。
アラジン・ウエストポイントなどの品種があります。
フリンジ咲き「Fr」
花びらの先端部分に細かいフリルのような感じのギザギザのあるチューリップです。
=`65cmの大きさになるものが多く花壇栽培や切花に向いています。
レッドウィング・ファンシーフリルなどの品種があります。
ヴィレティフローラ「V」
=`55cmの大きさになるものが多いチューリップで、
チューリップボーダーを作るときや花壇、切花などにするのが適しています。
ゴールデンアーティスト・グリーンランドなどの品種があります。
パロット咲き・パーロット咲き「P」
「パロット(オウム)」という名前の通り、オウムの羽のような花びらの形をしているのが特徴で
花びらにひねったような波の形状があるものが多いチューリップです。
花壇でチューリップボーダーを作ったり切花にしてアクセントとして使われることが多いチューリップです。
ブルーパロット・レッドパロットなどの品種があります。
レンブラント「R」
昔オランダでチューリッポマニアが競ってほしがっていた「ブロークンチューリップ」のように
花びらに筋のような模様が入っているのが特徴のチューリップです。
ミックスボーダーチューリップを寄せ植えする際に使われたり切花に適しています。
ローズ・ピアレットなどの品種があります。
八重晩生「DL」
ボリュームのある大きな花が特徴でその見た目から、「牡丹(ぼたん)」咲きと呼ばれることもあります。
若干草丈の高いものが多くボーダーチューリップに利用したりコンテナ栽培に向いているチューリップです。
アレグレット・メイワンダーなどの品種があります。
●チューリップ 育て方・植え方のポイント●
球根の草であるチューリップは、コンテナや鉢植えで寄せ植えなどにする場合は
栄養をたっぷり含んだ土を多めに使うようにしましょう。
■チューリップ 育て方と植え方・球根の間隔
寄せ植えにする場合などは、サークルを作ったり一つの鉢にいくつかのチューリップの球根を植えますが
球根と球根の間はもう一つ分の球根が入るくらいを目安に感覚をあけると、
チューリップも苦しくないですし咲いたときに綺麗に見えます。
間隔をそれ以上狭くする場合でも、球根と球根の間が球根半分以上狭くならないほうがよいと思います。
そういったチューリップの間隔を狭くして植える場合には、こまめに常に水をあげて
土が適度に湿っている状態にしておいてください。
しかしチューリップは球根ですので水が多すぎても球根がダメになってしまいます。
初めのうちは間隔を広く開けて植えたほうが育て方もらくだと思いますよ。
■チューリップ 育て方と植え方・球根の深さ
球根のチューリップは出来るだけしっかりと根を張ることが出来るようにしましょう。
鉢植えやコンテナの場合深さの浅いコンテナなどを使うと根の成長が妨げられてしまい
色や育ちが悪くなってしまうことがありますのでできるだけ深さのたっぷりしたものを選びましょう。
鉢植えやコンテナに植える場合は、チューリップの球根の下に十分な土の深さを保つためにやや浅めに球根を植えます。
球根の上に1〜2cmくらい土がかぶっていればOKです。
花壇などに植える場合はもう少し深めの、球根が2〜3個入る分位の深さに植えるとよいと思います。
●チューリップ 育て方を楽しむ●
園芸店の大きな花壇や公園などに設置されたチューリップの植え込みには、
チューリップと他の花が寄せ植え(ミックスプランティング・ミックスプラント)されているのをよく見かけます。
草丈の違う草花の見事な組み合わせは本当に綺麗ですよね。
家庭でコンテナや鉢植えなどでチューリップの園芸を楽しむ場合もチューリップの育て方の一つとして、
寄せ植えは楽しく便利でもあります。
チューリップ 育て方に欠かせないポイントに、チューリップの鉢植えの土が乾いてしまわないこと、
ということがありますが、チューリップと一緒に背丈の低い草花の寄せ植えをしておくと土が乾きにくくなることがあります。
自分の好きな草花を綺麗にあつめて、チューリップの育て方を色々楽しんでみてくださいね。
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チューリップ 育て方